ジェームス・ハーデンという男
アメリカプロバスケットNBAのスーパースター、ジェームス・ハーデン。
彼はNBAでもトップクラスの得点能力を持っている。
彼のすごいところはそのシュート力もさることながら、ディフェンスを物ともしない、ステップバックシュート。通常、ジャンプしてシュートを打とうとするとディフェンスもジャンプしてシュートをブロックしようとする。
しかし、それを避けるために彼は後ろにステップバックをしてディフェンスとの距離をとり、ブロックをさせないようにする。
その映像がこちら。ステップバックだけの動画で長いので途中までで。
なぜディフェンスはついていけない?
これ見て多くの人は不思議に思うわけ。いくら、ハーデンの動きが素早いといえ、なんでこんなに簡単にステップバックを決められてしまうのか?って。
だってハーデンはこのパターンばっかり使うわけだから、ある程度、ディフェンスは読めるわけ。どうせ、ステップバックで来るだろうと。だから、ステップバックをしたら、すぐに前に出てプレッシャーをかけることできそうじゃない?
でも、それができない。なんでって、ドリブルがうまいからで。ハーデンはドリブルがうまいから前に出てディフェンスを抜き去るかもしれない。だから、前に一気にドリブルで攻めるかもしれないし、ステップバックでシュートするかもしれない。
だからディフェンスは大変で。
それにしても本当にディフェンスはついていけない?
いや、にしてもよ。前か後ろの二択じゃない?もっとディフェンスはついていけそうじゃない?動画を見てみても、明らかにディフェンスがついていけてない。これって変じゃない?いくら動きが早くても、ここまでディフェンスがついていけないのは。
筋反射を使った動きは反動を使わず、素早く動ける
今まで何度か出てきたキーワード、筋反射。筋肉は収縮したり縮こまったりすることで体を動かす。しかし、それ以外にも筋肉は働きがある。それが筋反射。
筋肉をゴムのように伸ばすとゴムのように一瞬にして収縮する。しかも、この筋反射をうまく使うと、反動を使わずにいきなり急激に動き出すことができる。
ハーデンのような一流選手はこの筋反射を使うことでいきなりトップギアで動けるわけだ。動き自体が速いんじゃなくて、トップギアに入れることが一流選手は早いわけ。だから、ディフェンスがついていけない。
筋反射を使えるような治療
この筋反射という働き。ゼロヒャクの問題じゃなくて。
少なからず我々も使っている。そして、これがうまく使えれば使えるほど、効率よく体を動かせて、仕事をしても疲れないなどメリットを得られるわけ。
だから、当院ではそういう動きができるようなストレッチを行なっております。
さすがにハーデンのように動ける、とまでは言いませんが・・苦笑。
ということで、当院の治療にご興味のある方はこちらまで。