以前に書いた記事↓
フェイギュアスケート浅田真央のジャンプ 〜大人になってトリプルアクセルの成功率が下がった理由〜
にもあるが、慣性モーメントと言うものをできるだけ、小さくすれば、ボディースピンは鋭くなる。それを利用して、ルーキーで20勝したのが上原浩治投手。
ここでもあるように、お尻をズラすことで慣性モーメントを小さくなる。お尻をズラすとこのように椅子に座るかのような動きになる。これには、さらに大きなメリットがある。
それは、下半身と上半身をつなぐキーとなる筋肉、腸腰筋を使い、下半身の力を上半身により効率的に伝えることができることだ。下半身で生まれたねじりの連鎖を上半身に伝えるには、当然、下半身と上半身をねじりながら繋ぐ筋肉を使わないといけない。それがこの腸腰筋。脊柱・骨盤・足を繋いでいる筋肉。さらに、この筋肉は斜めについている。だから、椅子に座るようにお尻をズラすことでより効率的にねじりを伝えることができる。
さらに、この筋肉がうまく働けば、腰痛がよくなる可能性は高い。それくらい、腰回りのキーになる筋肉。
当院では、このお尻のズラしを利用した動きで腸腰筋を緩め、パフォーマンスをあげたり、腰痛治療を行っております。
興味のある方はこちらまで。