ある腰痛で悩んでいる患者さん。腰をマッサージしても治らなくて、ずっと悩んでいた。いつも書いていることだけど、痛いところを揉んでも治らないことが多い。
腰椎すべり症
この患者さんは医者に腰椎すべり症と言われたらしい。腰椎すべり症とは簡単に言えば、腰椎がズレて神経を圧迫するために痛みが出ること。
こんな感じで↓
でも、その患者さんは、コロナ前までは比較的良くて痛くない日が続いてたんだと。それがコロナのロックダウンでリモートワークになってデスクワークと運動不足で腰痛が酷くなったと。
おかしくない?だって、腰椎がズレて神経圧迫してるなら、ずっと痛いはずだし。
神経痛なら痺れや電気の走るような痛みが出るはずだし。
この患者さんは重だるい鈍痛のような腰痛だし。
これって明らかに筋肉の問題。
医者が正しいとは限らない
この患者さんにも言ったんだけど。お医者さんって基本的にレントゲンで見るじゃない?体のこと。でもレントゲンって基本的に骨しか見えない。じゃあ、筋肉の問題はどうなんだと・・・。明らかに筋肉の問題っぽいのに、筋肉を見れてない。
病院が唯一治せないもの、そして我々、マッサージ師が唯一、医者に勝てること・・
それが筋肉を緩めること。
中村俊輔のフリーキック
ちなみにこの患者さんは股関節が硬かった。ちなみにオレの治療は完全に独学でそのほとんどはスポーツから学んだ。今回の股関節の治療に関しては野球だけじゃなくサッカーの映像からも得た知識で。
例えば、元日本代表の中村俊輔選手。
これだけ骨盤をズラしてキックしているわけで。
正面から見ると、横にズラしているように見える。それも正解。でも、これを横から見ると、全く違った動きに見える。さらにそれを上から見るとかなり複雑な動きになって。骨盤自体を3次元に使っている。だから、正直、言葉で説明できない。
長嶋さんじゃないけど、グーン・ドーンてな感じでしか書けない(笑)
さらに上半身もこのようにねじりが入って斜めになっている。
なら、ストレッチもこのような動きをもっと取り入れたらいいんじゃないか?と。
一流選手のフォームが教えてくれたこと
オレはこういう一流選手の動きを何度も見るのが日課になっている。今はYou Tubeがあるから、野球バッティングやピッチングの映像をたくさん見れるようになった。気づけば何時間もスロー再生したり、しながら見てたりする。
最近だと股関節のことが知りたくてサッカーの映像もよく見てるかな。
実は20代前半の頃から野球とかサッカーとか一流と呼ばれる選手の映像をDVDに録りまくって、その映像をずっと研究してきた。おそらく1000枚は超えるんじゃないか?
だってそうでしょ?病院に行ったって腰痛は治らないわけじゃない?
なら、医者のいうことも、医学書も腰痛を治す答えはないってこと。
(もちろん、医者にしかできないことはたくさんある)
だから、医者や病院のいうことは信じてない。
それはさっきの複雑な動きをグーン・ドーンみたいに言葉で表すことはタブーだから。医者は医学書から学んだり、論文を書いたりと全てを言葉で表そうとする。
でも、それをした時点でこの複雑な動きは説明できない。だから、医者は筋肉の問題を解決できないわけ。
遊びから始まったこと
オレは、これを仕事として、治療の研究の一部として映像を見ているのではない。
子供の頃から野球が好きで、どうしたらもっと速い球が投げられるか、もっと遠くに飛ばせるかって、もっと野球が上手くなるかってことが知りたい。
そしてそこで得た知識をマッサージという場で披露しているだけ。
そしたらたまたま痛みが取れてしまうという。
だから、努力じゃないんですよ。ただ、見たい映像をYou Tubuやらテレビで見てるだけ。だから、何時間でもできちゃう。休みの日なんか、それだけで終わったりする。
なんか気付いたら、痛みが取れるようになった見たい。不思議なんだけど。
そんな当院の治療に興味のある方はこちらまで。