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体の近くを通すこと 〜屈筋の連動〜

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まずはこちらの動画を。

ジャイアンツの坂本選手はバットをインサイドアウトに出し、体の近くを通すとボールに力が伝わると言っている。

以前にもこのブログで書いた170センチと小柄ながら、プロ野球歴代3位の567本のホームランを打った門田選手もバットを体の近くに構えてスイングするのが大事だと言っている。

守備の名手、宮本選手もボールを投げる時に腕は体の近くを通すと言っている。

では、なぜ腕をスイングする時に、体の近くを通す必要があるのか?

屈筋と伸筋

筋肉には屈筋(くっきん)と伸筋(しんきん)に分けられる。

手のひらを前にした時、前側の筋肉は腕を屈曲(くっきょく ※曲げること)する筋肉で、屈筋と呼ばれる。

逆に後ろ側の筋肉は伸展(しんてん ※伸ばすこと)する筋肉で、伸筋と呼ばれる。

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アマチュア選手は伸筋で力まかせ

アマチュア選手は腕に力が入る腕が伸びきったポイントでプレーをする。

このような選手は伸筋で腕を伸ばし、筋力でスイングをしている。

つまり力まかせのバッティングだと言うこと。

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一流選手は屈筋の連動を使う

逆に一流選手は、腕が曲がったままスイングを行う(※アウトコースやタイミングを外された時など状況に応じて腕を伸ばして打つケースもある)。

このブログでも書いてきた筋肉の連動とは、この屈筋が連動すること。

力を入れるには(筋力でスイングする)には伸ばした方がいいが、

柔らかく、しなやかで、強い、連動した動きをするには腕は曲がったままの方が都合がいい。

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当院ではこの屈筋の連動を利用して筋肉を緩め、痛みの緩和や関節可動域を広げる施術を行なっております。

興味のあるかたはこちらまで。

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