元阪神タイガースの能見投手は1979年生まれの43歳(2023年現在)。プロ野球選手として18年間活躍したが、大きな怪我がなく、手術もしていない。これは、一軍の中心選手としてはすごいことで。
でも、アマチュア時代には、ずっと肩や肘の痛みに悩まされていた。それが、あることがきっかけで痛みがまるっきり無くなったという↓動画
「怪我してもいい」って、思った瞬間に、怪我ってしなくなるもので。
これは、決して、自暴自棄になるってことではなくて。
怪我しても、全てを失っても、大丈夫って安心感のようなものなんじゃないかなと。
安心感を持ちながら、「失敗したくない」執着を手放すと、一気に体は変わるってことはプロの世界ではよく聞く話で。
でも、これは悪用厳禁。中には、怪我を治すために、わざと、「怪我をしてもいい」って思うようにするって人がいる。でも本心では
「怪我をしたくない」
「怪我をしてもいいって思ったら、治る気がする」
「実は心の奥は不安」
って、思っているから、なかなか良くならない。
大事なのは、怪我して、全てを失っても大丈夫っていう、安心感。
諦めの中にある、自分への信頼感のようなものがあるかどうか。
その信頼感は、「自分はできる」って信頼感じゃなくて、「自分はできなくても大丈夫」っていう信頼感。
そんな覚悟を持った時に、怪我って一瞬でなくなることもある。