治療をルーティーンにしない
オレは常に新しいことに挑戦しようとは思ってる。例えば、いつもいく患者さんなら同じことをすれば満足はしてくれるとは思う。でも、あえていつもと違う要素を入れるようにはしている。いつもと違う場所を触ってみたり、触り方を変えてみたり、とか。治療家にとって一番怖いのはマンネリ化。同じことの繰り返しから何も考えなくなることが怖いわけで。だから、ほんのちょっとしたことでもいいから何かを変える。もちろん、いつも成功するとは限らないんだけど(苦笑)
全てはたまたま
で、たまに新しいことをすると劇的によくなることもある。その時、すごいの発見したって思うわけよ。オレとしては。ところが違う患者さんに試したら全く効果がなかったりして(苦笑)。つまり、それってたまたまかもしれないってこと。たまたまその患者さんの体調やらなんやらでなったのかもしれないし、オレが意図していないところが作用したのかもしれない。
結局、オレがその試みをした時と、してない時の差を比べないと証明できないわけ。
悪魔の証明
で、そんなの不可能なのよ。だって、次回に同じ試みをしたとしても、前回の患者さんと今回の患者さんは微妙に違うから。人間は常に変化してるし。その患者さんの生活習慣とかで効果が変わるかもしれないから。そうやって、突き詰めていくと、
「何かが体にいい」ということは悪魔の証明
だということ。それが本当に体に良いかなんて結局は、後付けでしかなくて。だから、オレたち治療家は、答えがないけど答えっぽいものを探しながらやっていくしかないのかなと。
証明はできないけど
だから誰かが言ってる、「○○は体に良い」って言葉を簡単に信じちゃダメなんだ。そんなの誰も証明できないわけだから。
うちの治療院は、それは証明はできないって言ってる。なんで、治るかわからないって言ってる。きっと、何か難しいことが、我々が想像するよりもっともっと難しい何かが起こってるんだろうって。でも、なんかわからないんだけど、治っちゃうって言ってる。
ということで、なぜか治っちゃう治療院に興味のある方はこちらまで。