肩こりや首こり、腰痛の患者さん。みんな口を揃えていうのは、
「筋力がない」
「ジムで体を鍛えています」
というもの。
一番の敵は筋力低下じゃない
日本にいた時に80代や90代の高齢者のリハビリをしてて思ったんだけど。
歩いて病院に行けない高齢者の方でも、肩こり・腰痛がない人たくさんいた。
寝たきりだから?
普段動いてないから?
でも世の中には仕事してて、運動してなくても肩こりや腰痛ない人いるじゃない?
1人じゃ2人じゃないはず。これって、肩こりとか腰痛ってもはや筋力低下が問題じゃないって言えるんじゃない?
ストレートも腕の振りは真っ直ぐじゃない!!
大谷翔平のキャッチボールでは腕がねじられている。20代の頃にたくさんのプロ野球選手やメジャーリーガーの投球動作の映像を研究した。1000枚はDVDはあったかな。で、共通するのはピッチングでは、この写真のように腕はねじられるということ。
筋肉が使われるのは1つじゃない
筋肉をねじりながら使うことのメリットはいくつかあるけど、一番は
全体の筋肉をまんべんなく使うから、どこか一つの筋肉を痛めにくい
ということ。つまり、これってめちゃくちゃ体に優しいわけだ。
人間って何万年も前に誕生したけど、野球なんてたかだか100年ちょい前にできたわけよ。だから人間の体に野球のための運動回路がある方がおかしいわけ。太古の昔に人間が外敵と戦うために石とか投げる時に腕を加速する運動回路を野球に使わせてもらっていると考えた方が自然じゃないか?
日常生活も同じ
ここまで急激に腕をねじったり、腕を加速することは日常生活にはない。でも、基本的な運動原理は同じなわけで。だから、体のケアもこういうことが行われていることを頭に入れておくと、ケアの仕方がガラッと変わるじゃない?肩が痛いから肩を揉むとかしないわけよ。
ということで、そんな当院にご興味にある方はこちらまで。