今日、9月2日はアメリカではLabor Day(レイバーデイ)って大きな祝日で、患者さんの一人からバーベキューに誘われてた。ところが、雨で中止。そしたら、
「肩こり・首こりがひどくて。吐き気と頭痛がひどくて動けない。できるだけ早く来て欲しい」
と、連絡が。かなりしんどそうだったので、すぐに患者さんの元へ。
肩こりと頭痛の原因は・・・
その方は心臓が悪く、ペースメーカーを入れてて。ペースメーカーを心臓に入れる時、胸にある大胸筋って筋肉を切って入れるんだけど、どうやら何度も切ったり貼ったりを繰り返したせいか胸の筋肉が硬くなってて。そのせいか首の前側がガチガチ。首の前側の筋肉は側頭部の筋肉にも繋がってて、側頭部に頭痛もあった。
で、胸を中心にほぐしてから、首や肩をほぐしたら。何と、びっくりするぐらい良くなっちゃった。患者さんがいうには、「首を動かすとシャンシャンとなって、頭が痛くて吐き気もする感じ」だったのが、すっかり取れたのだそうで。
風が吹けば桶屋が儲かる
風が吹けば桶屋が儲かるって言葉があるように、ある出来事が次の出来事を起こして。その出来事が次の次の出来事を起こして。さらにその出来事が次の次の次の・・・って。結果、頭や首が痛くても、原因はそこになかったりするわけで。
痛みがある場所はあくまで最終的に出た結果だから、それを引き起こすところからマッサージしなくちゃいけない。だから、オレは痛いところは最後にマッサージする。
タイミングが大事
もし、今日、雨が降ってなかったら、きっとバーベキューに行ってて断ってたと思う。ほんと、タイミングがよかった。マッサージも、いきなり頭や首をマッサージしても、きっと良くならなかったと思う。何をするかも大事だけど、どのタイミングで、どの順番でやるかで結果って変わると思う。
そんな痛いところを最後にマッサージする治療にご興味の方は当院まで。