イチローがこのようなこと言ってる。(動画の1分4秒くらいまで見て欲しい。)
胸を見せたら負け
もちろん、スイングが終わる頃には胸も回転して見えるんだけど、できるだけ上半身は回転させずにギリギリまで我慢して、最後に上半身を回転させるという意味。
これはイチローに限らず、野球界では常識の話。
なんでかと言えば、下半身だけ先に回りたいから。下半身だけを回転させ、上半身と下半身のねじりを起こし、そこから急激に上半身を回転させる。すると鋭く上半身が回転し、腕も鋭く振れる、ということ。
胸を見せずにブレイク
阪神の秋山投手は期待されながらも活躍できず、2軍暮らしが続いていた。
ある時に、胸を張ることを意識したら、上半身の回転を我慢すること(胸をギリギリまで見せない)ができるようになった。そして、1軍で活躍できるようになった。
胸を見せないためには?
じゃあ、胸を張ればいいじゃん、と思いがちだけど、それが難しい。
イチローもわかっててもできない、って言ってるし。
そのために必要なのが、まあ全部の筋肉なんだけど、特に小胸筋と前鋸筋。
前鋸筋↓
これらの筋肉をしっかりと緩められれば、自然と胸は張れる。
野球も肩こりも同じ
いつも言ってることなんだけど、これ、実は野球の話だけじゃなくて。
人間の体は何万年も前にできて。野球なんてせいぜい100年。
ってことは、野球のための運動回路なんてない。
人間の体を効率的に動かす運動回路があって、それをたまたま野球に使っているだけ。
だから、理にかなった体の動きは日常生活でも使える、ということ。
そして、この動きは肩こりにめちゃくちゃ関係してる。
胸を張るストレッチ
当院ではそんな胸を張れるような施術を行なってる。
それはマッサージだけでは難しい。
そこで、前鋸筋、小胸筋だけでなく、上半身全体を3D的な動きで、さらに筋肉の繋がりを意識した新感覚のストレッチを行なっています。
そんな当院にご興味ある方はこちらまで。