世の中には腰痛で苦しんでいる方は多い。うちの治療院にもたくさんの腰痛患者さんが依頼してくる。多くの方は
「姿勢が悪いから・・」
と、言われる。でも、本当にそうか?
仙骨座りが腰痛の原因??
一般的に悪い座り方というと、座った時に骨盤が丸まってしまう、いわゆる「仙骨座り」という姿勢が代表的。実際に腰痛患者の多くはこんな感じで座っている人が多い。
でも、ニューヨークの地下鉄なんか乗ってると、こんな感じの仙骨座りで座って携帯とかいじってる黒人の若いにいちゃんとかめちゃくちゃ見る。で、大抵は腰痛はなさそうに見える。
メジャー最強の左腕も仙骨座り系??
メジャーリーグで最強の左腕と言われるクレイトン・カーショー投手。これを見ると、仙骨座りばりに腰が丸まっているのが分かる。
「いや、ピッチングと椅子に座る動作は違うでしょ??」
って、思うかもしれない。でも、本当にそうか?
人間の体ができたのは数万年前。野球というスポーツが生まれたのは100年ほど前。
人間の体に野球をするための運動回路があるとは思えないわけで。
なら、この腰が丸くなる動作で高いパフォーマンスを誇るのなら、これが自然な動きなんじゃないか?
いい動き=怪我しにくい動き
いや、それでも高いパフォーマンスをすると、怪我をしやすいのでは?
っていう人がいる。でも、考えてみてほしい。何万年も前の人間は食物連鎖のど真ん中にいたわけだ。そんな世界で怪我なんてしたら・・。死んじゃう。今みたいに、健康保険も、病院も、介護施設もないんだから。
つまり、自然界において、効率の良い運動って怪我しにくいはず。
ほんと、うちの治療院では最近では仙骨座りのまま腰痛患者がどんどんと治ってる。
なんというか、世の中「良い姿勢」というのが一つしかないと思っている人が多いので。Japanese Massage NYC Kiichiroではそんな、仙骨座りをしても腰が痛くならないような施術、および生活指導をしています。また、詳しい情報は随時、ブログにて書いていく予定です。