腰痛の患者さんの治療に当たると、よく股関節が硬いと言われることが多い。だから、股関節のストレッチやヨガをやっていると。確かに股関節の柔軟性は重要だけど、そこだけにフォーカスするとあまり意味のないことが多い。実際に、ストレッチやヨガをしても関節が柔なくならないし、腰痛も改善しない人は多い。
ハンカチ王子
甲子園で活躍したハンカチ王子こと斎藤祐樹投手。プロでは全く勝てず苦しんでいる。そんな彼の苦悩の様子がこちら↓5分から6分35秒まで
反動を使うということは・・
股関節が閉められずに・・・って。
そもそも、この2画面でのピッチングを見れば、足の上げ方から全然違うし。プロに入ってからのフォームは左足を右膝の奥まで捻っている。でも、大学一年の時は体をほぼ捻ってない。
いい時は反動を使わずに投げれたけど、ここ最近は反動を使わないと投げられなくなったということ。
いい時は、下半身の力をうまく上半身に伝えて投げられるから反動がなくても、というか、反動なしの方がより効率的にキレのあるボールを投げられる。これは以前にもブログに書いた。
股関節のリハビリ
この動画でも出てきた股関節の可動域のリハビリ。これって本当に有効なのかと。
骨盤を固定して股関節を前後に動かして。
ピッチングではそんな動き、全くしないし。
プロ野球のこれだけ注目浴びる選手のトレーナーがこのレベルなんだから。
日本の野球のトレーナーのレベルもこんなもん。
オレは鍼灸・マッサージの学校を出ているが、日本のプロ野球やJリーグのトレーナーはうちの学校出身で。30歳の時に野球のトレーナーになりたいと学校にいったら、
「トレーナーの世界は年功序列だから30歳の君はムリ」
って断られちゃった。その程度のレベルの世界。
学校も学校なら、プロ野球もプロ野球。
人脈という馴れ合いで成り立っている世界。
なんか凄そうでしょ?プロ野球のトレーナーとかプロスポーツのトレーナーって。
だからみんな騙されて、すごい人って思っちゃう。
腰痛のリハビリも同じ
これは腰痛の患者さんも同じで。明らかに骨盤を固定して、股関節を動かす。
そんなこと日常生活でやりますか?って。
ちょっと考えればわかること。こんな低次元なマッサージに騙されるのはもうヤメませんか。
当院では、足首、膝、股関節、骨盤、脊柱をリンクさせたリハビリを行っております。当院の治療に興味のある方はこちらまで。