先日、ある日本人ダンサーの膝の治療をさせてもらった。
NYで伝統のあるダンスショーに参加している彼女は(日本人がオーディションをクリアするのは難関)、1日に何度もショーをこなすハードスケジュールで。
そのせいで左膝が痛くなった。
痛いのは膝蓋靭帯
彼女が痛いのは膝蓋靭帯。つまりお皿の下にあるこの部分。この膝蓋靭帯は、太ももの筋肉である大腿四頭筋の延長部分。つまり、この絵の太ももの筋肉たち全部が膝のさらに集約してできた部分。
実際、彼女の太ももを触ると、ぱんぱんで押すと激痛が。
治療は膝を触らない
さて、だからと言って、膝はおろか、太ももも一切触らないので当院のやり方で。
まずは脛の筋肉(前脛骨筋)とふくらはぎを緩め。
そこから足の指と足の甲を緩める。すると、太ももは緩み、膝の痛みもなくなった。
次の週にあった時には、痛みは若干あるけど、気になるほどじゃないとのことで。
痛いところは触らない
体は連動しており、繋がっているわけで。痛い部分があれば、その痛い部分、すぐ近くにある部分は触らない方がいい。ほんのちょっと繋がりの先を触るだけで、あっけなく痛みって取れたりするもので。
そんな当院の治療に興味のある方はこちらまで。
Kiichiro Sports Conditioning Massage NYC