どうしたらいろんな痛みを取ることができるのか?
おとといの患者さんは事故のため肩と股関節付近にある恥骨の骨折を過去にした方。肩の三角筋を上腕三頭筋に移植。神経も移植手術したらしい。まあ、ニューヨークにはリラクゼーションのマッサージしかないし、治療院もレベルが基本低いので、こういった重症な方が依頼してくることが良くある。
で、結果から言うと、施術した翌日に痛みが取れたそうで。もちろん、こういう症状の患者さんって初めて担当した。でも、結果が出たわけだ。じゃあ、どうやって新しい患者さんの痛みを取ることができたのか?
英語がうまい人は文法を考えない
英語って文法を勉強するじゃない?テスト勉強でテストに出てくる文章を丸暗記するような人はあらゆる場面で応用が効かないわけで。法則(文法)を勉強することであらゆることに対応できるって習った。
でも、アメリカに5年住んで思う。英語がうまい人って左脳で考えてない。ネイティブだってそう。文法を考えながら話している人はいない。これ、なんでかなーって思ったら、英語の、英会話のうまい人は文章を丸暗記してる。暗記したことをそのままいうからスラスラと話せるわけだ。
薬を飲むって英語でなんていう?
薬はMedicine(メディシン)だからDrink a medicine?でも、薬ってゴクゴク飲まない。飲み込むって感じが近いけど、だからってSwallow a Medicineとも言わない。普通、ネイティブならTake a Medicineっていう。なんでか?
そんなものに理由はない。普通のネイティブではそう表現するから。
結局、言語ってのは、大抵の場合、決まり文句で話してる。日本語もそうだけど、会話のほとんどは決まり文句の組み合わせで成り立ってるとういこと。ということは、決まり文句を覚えまくるのが結局のところ、英語の上達につながるわけだ。
全部の例文は覚えられない
でも、無限にある全ての表現を覚えるなんて相当難しいわけで。だから、たくさんの経験が必要なわけだ。本だけでは覚えられないけど、生活してたくさん経験すれば意外とたくさん覚えられる。だから、たくさんの英語での経験が必要なわけで。とにかく、英語はたくさんの表現に触れる経験を積まないといけない。
過去の臨床データに触れまくる
これは治療も同じ。とにかく過去の臨床データに触れまくることが大事で。いろんな文献などを読みまくり、過去のうまくいった例などを見まくる。つまり過去問を解きまくるわけだ。私は学生時代、テストの過去問をするのがいやだった。それってただのテスト対策であってそれ以上のものじゃないから。
でも、過去問も膨大な量を解きまくったらそれはそれで傾向と対策が見えてくる。すると、今回のような重大な手術歴のある人でも、治療方針が見えてくるわけで。
テスト対策の過去問時じゃなくて、徹底的に過去問を解きまくるのはいいこと。
答えの丸暗記もやりまくったら答えが見えてくる。
そしてそして、これが一番大事なんだけど、その覚えた答えや過去問の傾向で得た知識を取捨選択しないといけないんだが、それについてはまた明日。