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阪神、藤浪投手の復活と肩こり

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今年の阪神はスタートダッシュに失敗。ブログやらFacebookやらで阪神の矢野監督は期待できると書きまくって、いきなり負けまくった時はどうしようかと思ったけど苦笑。

今日、藤浪投手復活登板

さて、今日(2020年7月23日)は阪神タイガースの藤浪投手が登板する。藤浪は高校野球で春夏連覇を達成した甲子園のスター。そこから鳴り物入りで阪神に入団。ルーキーイヤーから活躍してたんだけど、数年前にストライクが入らないいわゆるイップス(精神的なことが理由でうまくプレーできなくなること)になってしまった。

オフシーズンのトレーニング

そこでシーズン前に50歳まで現役を続けた山本昌臨時コーチによる指導を受けた。

阪神・藤浪、山本昌氏の指導に目からウロコ「斬新な角度から意見を ...

指導内容をシンプルに言えば「手首を立てること」。藤浪はリリースの瞬間に手首に尺屈する癖がある。尺屈とは手首を小指側に曲げる動きのこと。

手首の内転(尺屈・しゃっくつ)の動きと筋肉

 

なので、手首を立てることをしようと。

不調の時の藤浪投手の手首がこちら。

藤浪晋太郎 怪投がヤバい!! 158km/hを記録するも自己最悪の9四球で ...

その後、山本臨時コーチの指導後の良くなった写真がこちら。

今季0勝の阪神藤浪、悪癖直った? レジェンドが指導:朝日新聞デジタル

リリースの瞬間より少し早いタイミングでの写真だが、明らかに手首が立ってきている。

この手首が寝た状態でのピッチングを横振り

手首が立った状態でのピッチングを縦振り

と表現するが、藤浪は縦振りになってきており、これによって2軍で復活。

今日から1軍デビューで、期待大な訳で。

縦振りと肩こり

さて、これが実は肩こりととても大きな関わりがある。

野球では下半身の力を腰→体幹→肩→腕と伝えることが重要なんだけど、肩の動きと連動する時に手首の角度が重要なわけ。だから、手首を立てることが重要なんだけど。これって野球に限らなくて。他のスポーツでも日常生活だって同じ。

だって、人間の体は何万年も前にできたのに、野球なんてたかだか100年くらいの歴史しかない。なのに体に野球をするための運動回路があるわけない。結局、腕を効率よく動かす運動回路しかなくて。

手首を立てた肩のリハビリ

最近、当院ではストレッチ的なこと(一般的なストレッチとはかなり異なるが)を行っている。その時に肩を動かす時に手首の角度を意識すると肩コリが面白いようにとれていく。つまりは手首と肩は繋がっているわけで。

NY大学病院で肩の手術をしたことがある人をマッサージしたが、NY大学病院での治せなかった肩の痛みが30分くらいの肩のマッサージで痛みがほぼなくなった。手首を立てた肩のリハビリを行ったんだけど。

まあ、それくらい肩と手首は関係性が高いということ。

 

ということで、当院の施術に興味のある方はこちらまで。