先日、知り合いが頭痛と肩こりがひどいので一度見て欲しいと言われたので会いに行った。特にマッサージの依頼というわけでもないのだけども。とりあえず、触ると肩、首、腕がパンパンに張っていた。
軽いマッサージを行うと
腕を中心に軽くマッサージをするとまた腕もパンパンで。押すところ全部が痛いと。
さらに胸の大胸筋や小胸筋と呼ばれる筋肉もパンパンで。
なので腕と胸のあたりのストレッチを30秒くらい行った。
するとその場で肩と頭痛がなくなったそうで。
リラクゼーションとしてはゼロ点
これ、もしリラクゼーション系のマッサージだったらゼロ点だと思う。
だって、気持ちよくないし、やられた感はあんまないし。
でも治療院としては100点なわけ。短時間で痛みがなくなったわけだから。
まあ、触った感じだと、まだ筋肉に硬さはあったから完全には治ってないと思うけど。
問題点とは何か?
西洋医学は医者が患者を病気や怪我を診断する。それが診断名。
でも東洋医学は患者さんが自分の問題点を施術者に訴える。それを主訴という。
だから、レントゲンで問題があろうが、CTスキャンで不審なものが見つかろうが、本人が苦しみを訴えなければ問題ないわけ。本人が苦しいと感じるものが主訴であり、問題なわけ。
これは、「治ってなくても、痛くなければいいじゃん」ということではなくて。
むしろ逆で。
問題でもないのに、問題だと騒ぎ立てて、ここが悪いだの、あそこが悪いだのと言って、患者さんを何度もリピートさせる。
重箱の隅をつつくように問題を探し出す。そっちの方が問題なんじゃないかと。
うちはそんなことをしないと決めているので。
痛みがなくなって、必要ないと思ったら卒業してもらえばいい。
治療院とはそういうものなので。
ということで、そんな当院の治療に興味のある方はこちらまで。