今日はランニングの話。
今までピッチングやバッティングを通して、いかにハイパフォーマンスを実現するか?
というテーマで書いてきた。そして、それを実現するためには、ねじりの筋反射を起こし、ねじりの筋反射の連鎖を全身で使うというもの。
結論から言って、ランニングもそれは同じ。
今回のテーマは、野球の盗塁。
一塁から2塁の間の距離は27.43m。この短い距離が実はポイントとなる。
福本豊も松井稼頭央も100メートルはプロの中では決して速い方ではない。
でも、松井稼頭央は、「30メートルなら負けない。」という。
これは短い時間でトップスピードに乗れるということ。
それは、彼らがねじりの筋反射を連動させて走っているから。
筋反射についてはこちら → トリプルアクセルの比較 〜紀平梨花が使う筋反射とは?〜
今日の動画 ↓ を見れば、いかにトップアスリートが足をねじりながら走っているかがわかる。そして、ねじりによって筋反射を使い、効率的に加速している。
さて、この筋反射だが、大きな力を一気に出すことができるので、いきなりトップスピードを出せる。
通常の筋収縮だと、野球のスイングなど、加速するのに時間がかかる。
なので、距離が短ければ短いほど通常の走り方をする選手より、速く走れるわけだ。
だから、100メートルはそこまで速くなくとも、30メートルでは圧倒的な速さを出すことができる。
ということで、こちらの動画を。
当院では、こういう動きを使った下半身のケアを行い、選手のパフォーマンスの向上、足の筋肉を緩め、痛みの緩和、または関節可動域の改善をする施術を行なっております。
興味のある方はこちらまで。